森へ
福音館書店 月刊たくさんのふしぎ 1993年 12月号<105号>
星野道夫 文・写真
南アラスカからカナダにかけて広がる原生林の世界をひとりでで歩いた著書・星野道夫氏が伝えてくれる大自然の生命の物語。 大自然の息が聞こえてきそうな写真絵本に、旅する著者の目線で話が進んでいき、読んでいると、自分もそこを歩いているような気さえしてきます。 『サケが森をつくる』アラスカの森に生きるインディアンの古い諺だそうですが、そんな森に栄養をもたらすサケの川登りの話を聞くと、地球上の全ての生物が共存しあっているのだということを再認識させられます。 自然が好きなお子さんや森林浴に出かける前などでもいいですが、反対に、外に出たがらない、大自然と掛け離れて生活しているようなお子さんに、こんな世界もあるのだと読んであげたくなるような絵本です。
|
||
|
SEO | [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送 | ||