14ひきのやまいも
童心社 いわむら かずお 作
秋が深まり、木の実や草の実がなる季節に、14ひきの野ねずみの家族は山芋掘りに出かけ、みんなで力を合わせて大きな山芋を掘りあげ、美味しい夕ご飯を作って食べます。山での素朴な生活風景から、とても温かい家族の雰囲気があふれ出ていて、忙しい現代社会で暮らす者にとってはほっとするような、また、忘れていたことを思い出させてくれそうな絵本です。 いわむらかずお氏の14ひきシリーズは、絵が好きで、すでにはまっている親子も多いことだろうと思います。我が家の子どもも1歳になるかならないかの頃にお気に入りの絵本となってしまい、毎日、毎日、このシリーズばかりでした。 お話の方は短いですが、じっくりと絵を観て楽しむ絵本ですので、ページめくりは、お子さんに任せた方がいいかもしれません。 また、14ひきのシリーズは、どれも、皆、極当たり前に、家族の一員としてできる仕事を受け持ち、力を合わせて精神的にも生活をより豊かにしていくというような、家族の在り方の原点をみつめさせてくれるような絵本ですので、『お手伝いしなさい!』と口ですっぱく言うよりは、赤ちゃんの頃からこういった絵本に慣れ親しんでおく方が、自然に家族の1員として家族の営みに参加していくことを学んでいくような気がします。
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