てぶくろ
エウゲーニ・M・ラチョフ・絵 うちだ りさこ・訳
おじいさんが落としていった手袋にネズミが住みこみました。そこへ蛙や兎、狐、いのしし、熊・・・と次々とやってきて、とうとう手袋がはじけそうなほどに・・・ いわずと知れたウクライナ民話ですが、私も子どもの頃に大好きだった絵本です。どんなに年数が経っても子ども達にいつも人気があって廃れない絵本がありますが、この絵本はその代表選手かもしれません。 この絵本のどこにそんな魅力があるのか・・・私自身の子どもの頃の記憶をたどってみると、動物達、それぞれのイキイキとした表情で、自分自身がこのお話の中に入り込んでしまえたこと、また雪が降る寒い冬に寄り添う温かい雰囲気が好きだったような気がします。 子どもの頃は、動物達と一緒に、この手袋の中に自分自身も入ってしまっていたんですが、決してストーリー自体は複雑でなく、むしろ淡々としているにも関わらず、子どもの心をそういう風にひきこめるのって凄いことだと思います。 |
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