花さき山
岩崎書店 斉藤隆介・作 滝平二郎・絵
『良い絵本は、何度読んでも良いなぁ。』と、この絵本を読むたびに思います。 やさしいことをひとつするとひとつ花が咲く。辛いのを辛抱して、自分のことより人のことを思って涙をいっぱいためて辛抱すると、そのやさしさとけなげさが、花になって咲き出す。 そんな、誰でも持っている心の花の芽を、山を生み出すまでの力に盛り上げられたら・・・という想いを日本に古くから伝わる民話の形を借りて表現したお話だそうですが、思わず目頭が熱くなってきます。 そんな素敵なお話に、滝平二郎氏、独特の版画絵がより一層、話の奥の深さを感じさせます。 このお話の内容自体をしっかりと理解するのには、子供の絵本を読み取る力もしっかりと育っている必要がありますが、もしかしたら、自分よりも下の弟や妹を持つお子さんでしたら、直感的に、この絵本の世界に入り込んで理解できるかもしれません。 |
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