おはなが さいた

福音館書店  月刊こどものとも012 2002年3月 <84号>

杜 今日子 作  

 

 

つぼみが ぷっくりふくらみました。
お花が 咲いた。 ぽん。

つぼみが ぷっくりふくらみました。
お花が 咲いた。 ぽん ぽん。

見開きに大きな花の絵が色鮮やかに描かれています。赤ちゃんの為の絵本は、言葉の繰り返しやリズムが心地よいものがいいですが、この絵本もそんな言葉の繰り返しが心地よい絵本です。花の数がひとつ「ぽん」、ふたつ「ぽん ぽん」、みっつ「ぽん ぽん ぽん」、よっつ「ぽん ぽん ぽん ぽん」、沢山「ぽんぽん ぽん ぽんぽん ぽん」・・・・という風に、増えていくのを「ぽん」という花の開く音で表現されていて、赤ちゃんの為の数の認識を助けるのにも良さそうな絵本です。

実は、全く絵本に興味を示さなかった私の娘が、1回目に読んであげた時からすぐに興味を持った始めての絵本がこれなんです。確か、生後7ヶ月目頃だったと思います。その後、文庫内でも様子を見ていますが、1歳前のお子さんには受けが良いようです。特に春先、街の中に花が咲き始めて、散歩をしながら目につくような季節には自然に興味の対象に入ってくると思います。

この絵本は販売されていませんが、絵本の森の文庫にありますのでご利用ください。   

 

 

 

 

 

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