まゆとおに
福音館書店 富安陽子・文 降矢なな・訳
おなかがすいた鬼はまゆを煮て食べようと悪巧み、鬼はまゆに親切な言葉をかけて、家に遊びに来させて、焚き木を拾って、釜に水を入れてお湯を沸かし、まゆにお風呂を勧めます。でも、「親切な人にはいつも礼儀正しくしなさい」というお母さんの言葉を思い出し「お先にどうぞ」と鬼をお湯の中に放り込んでしまいます。まゆは、大火傷をして大泣きする鬼を家まで担いで帰り、お母さんのやまんばが鬼のお尻に膏薬を貼ってもらいます。その上、お腹がすいた鬼の為にご飯をご馳走してあげます。 人を疑うことを知らないまゆの無邪気な様子と1場面、1場面、表情が変わる鬼の顔、そして隅の方にいる小さなきつねの様子がとてもいい感じにこの物語の味を出してくれています。
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