ゲーと ピー  

福音館書店  月刊かがくのとも 1996年1月号<322号>   

毛利子来・文  なかのひろたか・絵

 

 

真夜中、かずこちゃんは、気持ちが悪くなって<ゲー>と吐いてしまい、次の日、たぬき先生に診てもらいに病院へいって、たぬき先生に<ゲー>話をしてもらっていると、たかしくんが慌てて入ってきました。『お腹がゴロゴロする・・・。』たかしくんは、げりピーでした。たかしくんもたぬき先生に診てもらって、腸のしくみの話をしてもらいます。

どうして吐いたり、下痢をしたりするのか、その時、からだはどうなっているのか、ユーモラスな文と絵で予防法、治療法、体の働きの素晴らしさを伝えている絵本です。

子ども達が病気でじっとしているのに退屈しているときに、この絵本を読んであげたら、普段読む時よりも、集中して聞いていました。お子さんが吐いたり、下痢したりした後などに、読んであげると興味を示しやすいと思います。

この手の絵本を読み聞かす場合には、参加型の形式で、読みながら、会話<ゲーやピーの経験談など>も楽しみながら読み進めていく方が楽しさも理解度も、それから興味も倍増します。もし、読んでいる途中で質問や会話を取り入れにくければ、読む前、タイトルを読んだすぐ後に『ゲーってなんのことかな?』『じゃぁ、ピーはなんのこと?』と聞いてみたり、少し、子ども達に各々の体験談を話してもらって会話してから、読み始めたりすると絵本にも集中しやすくなります。

絵本の森の文庫にもありますので、是非、ご利用ください。
また、お手元に置いてじっくりと読みたい方は下のタイトルから購入できます。

ゲーとピー―たぬきせんせい...かがくのとも傑作集

 

 

 

 

 

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