子育ての社会学
朝日文庫 石川憲彦・著
人間は本来、内面に豊かに病気を持っているものだそうです。でも、病むことに価値を認めない社会にあっては、私達は自らの病気を外部にさらすまいとしてしまう。そんな社会こそ、構造として病んでいるのではないかという視点で、子ども達に起こっている諸々の現象を解読しています。 私の中では、結構、お勧めの本です。下の目次の中に何か気になる項目があったら、是非とも読んでみてください。他の育児書とは少し違う視点から書かれているので、一味違った見解を持てると思います。 著者は東京大学、医学部卒業、小児科医として東大病院、藤枝市立志太病院に勤務、その後、東大病院精神神経科で児童精神医学、思春期外来の治療にあたっています。 目次 はじめに 1、借り着の育児は無理が生ずる 2、育児にはすれちがう要素がある 3、つくられた育児の嘘 4、科学は育児にも万能なのか 5、育児を出会いの場とするために 文庫版あとがき |
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