ふしぎなはこ
福音館書店 こどものとも 年少版 2001年12月 <297号>
長谷川摂子・文/斉藤俊行・絵
この絵本は、私自身のお気に入りの一冊です。 クリスマス・イブにサンタさんを待ちわびる男の子が、ベッドの下のふしぎな箱を覗くと、サンタさんが今何をしているのか、見ることができるのですが、その箱の中に広がる世界と男の子の表情がとても魅力的です。 また、サンタさんは子ども達の想像力と信じる気持ちなしでは存在しないものなのだなぁと思わされる絵本でした。 サンタさんの存在は、子どもの心の中では、こんな風に大切にされていく想いなのでしょう。そんな子どもの魂を箱に閉じ込めたという感じのする絵本なので、そんな作者の想いに子ども達も共感できるのでしょう。文庫のストーリータイムで読んであげた時も、子ども達はよく集中して聞いてくれていました。 是非、クリスマスシーズンに読んであげたいお勧めの絵本です。 |
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