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2、言葉の遅い子は数学能力と音楽能力に優れている

 

私のお気に入りのサイト、Sweet Heartさんで、こんな話に出会いました。

フーバー・インスティテューションのトーマス・ソエル氏とその多他のリサーチの結果
音楽に優れている子どもは,数学的才能にも秀でている場合が多く、言葉の発達が遅いケースが多いそうです。

氏のリサーチによると、これは、遺伝的な要因が強く、聡明だが言葉の発達の遅い子ども達の中の4分の3は、近い血縁関係者の中にエンジニア、数学者、科学者がいた。

そして、5分の4の子供たちの近い血縁関係者の中に何らかの楽器をこなすものがいた。

これらの子供たちは言葉は遅いが算数や、分析能力、音楽の学習をさせれば、著しい進歩を見せるという。

アインシュタインも4ー5才まで一言も喋れず、その後9才になっても流暢に喋る事も読む事も出来ずにいて、学校の成績もひどいもので、両親をとても心配させたそうです。でも彼は5才の時に父親から貰った羅針盤を見てそれが常に北を指している事に対して非常に興味を持ち『物事の背後には深く秘められたものが隠されているに違いない』という想いを持ったそうです。

エジソンは、特に言葉の遅れがひどく学校に受け入れてもらえなかったため、母親が教育し8歳になってやっと学校に入れてからもアルファベットや 綴りを、なかなか覚えられず、それは生涯を通して続いたということです。

ウッドロウ・ウィルソン(米大統領)は、9歳になるまでアルファベットがわからず、11歳でやっ と読めるようになりました。

チャーチルは、子供の頃、どもりがあり、英語はいつも落第点でした。

それから、モーッアルトも、4歳まで言葉が出てこなかったそうです。

子どもが2〜3才頃になると言葉が遅いと、とても心配になりますが、世に名前が残っている天才達にも、幼い頃の言葉の遅れがひどく普通の学校に受け入れてもらえなかったという話が多く残っていますから、喋れる事と知能の発達は、必ずしも一緒ではないということです。

だったら、子どもの言葉の発達ばかりにとらわれず、もっと違う角度で子どもを見てあげて、その子ども自身の得意な分野を一緒にサポートしながら探して伸ばしてあげる〜という方が、その子の個性を充分に活かしてあげれるのではないかと思いました。

誰にでも、得手、不得手があるのは当然です。

周りと比べて評価して、不用意に心配するのではなくて、その子ども自身をしっかりと見て適切な判断をする為にも、まずは親自身が言葉の発達に関する知識をしっかりと学ぶ必要があるとは思います。

その上で日常生活に差し支えがないのであれば、不得手な部分にとらわれ過ぎるよりは、得意な事を思いっきり出来る環境を整えてあげることができたら、その子ども自身が、本来、持つ才能の芽が出てくるのかもしれません。

それで本人が自信を持つ事が出来れば、言葉は後からでもついてくるのかもしれません。  

<7/13・2002>

 

 

 

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