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ことばが遅くて心配になったら・・・

 

どの育児書や育児雑誌にも、大抵、ことばの発達に関しての項目があり、年齢別の発達度合いの目安が書かれていたりします。

多くの人達はそれと照らし合わせたり、周りの同年齢の子ども達と比べてみて、『うちの子はことばが遅い』と心配になってしまうことがほとんどだと思います。

でも、むやみに心配することは、子どもの情緒発達の為にも良いことではありません。

ことばの遅れが気になったら、まずは、ことばに関しての専門的な知識を身に付けましょう。
自信の持てない中途半端な知識だからこそ、余計なことまで心配になってしまうのです。

でも、実際にことばの遅れを気にしている立場の人達にとって、一般の総合的な育児書や育児雑誌に書かれている程度の内容では全く役に立たず、反って不安になってしまう要素の方が多いので、もう一歩踏み込んで、ことばの発達に関する専門書を読む必要があると思います。

なぜなら、そこにある事実をしっかりと見極めて、そのまま受け止め、正確に判断をして、それにあった適切な対処法を選んでいかなくてはいけないからです。

その為には、スピーチセラピストの必要性もあるでしょう。

でも、よく考えてみてください。

スピーチセラピストは1年のうち、どのくらいの時間、お子さんと関わっているのでしょうか。親であるあなたよりも子どものことをよく知ることができると思いますか?

どんなに優秀なセラピストであっても、毎日、生活を共にしているわけではないので、親のあなたよりも子どもを知ることは無理なことなのです。

また、セラピストと子ども、あなたと子どものどちらの関係がより親密でしょうか?どちらの関係において、子ども自身がリラックスしているでしょうか?

ことばは、話す相手、話したい相手がいるから話すのです。
乳幼児の場合、実際に子どものことばの発達を促すのはセラピストではなく、親であるあなたが一番なのです。

私自身も息子がスピーチセラピストのお世話になりましたが、私自身が、ことばのしくみや発達の仕方などの正確な知識を持つことによって、セラピストの助言を最大限に活かすことができるようになり、要らぬ不安も軽減できました。

子どもの様子を観察していくにもポイントがあります。
まずは、そういった、ことばの専門的な知識を親が学ぶことで、初めて子どもに対して正しい評価ができるようになります。

<子どものことばの問題がどこにあるのか、原因は何なのか・・・>

そういうことが明確になったら、それをどうやって補助してあげるか。
それを考えて、毎日の生活の中で、実行していけばいいだけです。

そうすれば、周りと比べて、むやみにことばが遅いと惑わされることもなくなるはずです。

また、カナダでセラピストの順番待ちをしている子ども達は沢山いて、半年以上待たされるのは普通のようです。

その間、親自身の知識があったら、もし、なんらかの障害が影に潜んでいるとしても、いち早く見つけ出すことができ、早期にそれなりの治療を始められます。もし何かの障害を持っている場合、早期に言語療法を始めることにより、より効果的に言語能力の発達を促すことも可能です。

  

 

 

 

 

 

 

 

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